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😺猫
消化器科
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こんにちは!リベ大どうぶつ病院 院長の林です。
ワンちゃんやネコちゃんは食べてはいけない異物、例えばおもちゃやひもなどを誤って口にしてしまうことがあります。
これを「誤食(ごしょく)・誤飲(ごいん)」あるいは「異物摂取」などといいます(このコラムではまとめて誤食とします)。
食べたものによっては、
お腹の中を傷つけてしまう
中毒症状を引き起こす
原因となり、命にかかわるリスクもあります。
このコラムでは
我がコが誤食してしまった時にとるべき3つの行動
動物病院での治療法
についてお伝えします。
いざという時、正しい対処でワンちゃん・ネコちゃんの命を守れるよう、ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです。
🌀うちのコが何か変なものを食べた…
もしくはその可能性があるときは、あわてずに以下の3つの対応をしましょう。
種類:食品、おもちゃ、ゴミ
大きさ・形:1cm四方、ゴルフボールくらい、ひも状
材質:布、紙、木、金属、ゴム、プラスチック など(表)
同じものがまだ残っている場合や色・サイズ違いなどが手元にある場合は
見本として保存する
写真を撮る
などして、受診時に獣医師に見せましょう。
【表】誤食でよくある異物 [筆者作成]

食べた時間
食べてから何時間くらい経っていますか?
食べたものが今、胃や腸のどのあたりにあるかを推測する手がかりになります。
食べた量
個数、本数はいくつでしょうか?
治療時に取り残しがないかを確認するのに役立ちます。
誤食したとわかったら、すぐに動物病院に連絡して状況を説明しましょう。
連絡の際には、1・2の情報をくわしく教えてください。
なお、自宅での対応はかえって危険なことがあるため、
飼い主さんご自身で吐かせようとすることは避けてください。
以下のようなものを吐き出そうとすると、胃やのどを傷つける恐れがあります。
先のとがったもの:竹串、針、包装シートに入ったままの医薬品
毒性のあるもの:漂白剤、乾燥剤など
また、吐き出しが不完全だと、のどでつまって窒息するリスクもあります。
必ず獣医師の指示を仰ぎましょう。
動物病院では、食べたものの種類や経過時間、身体の状態に合わせて、主に次の3つの治療のどれかを行います。
食べてから数時間以内の場合は、薬で吐かせる処置を行うことが多いです。
動物種や年齢にあわせて使う薬を選びます。
当院では主に注射薬を使い、薬の作用で吐き気を起こすことで、胃の中にあるものを吐き出させる処置を行います。
ただし以下のような場合、他の方法で取り出すことを検討します。
食べてから時間が経ちすぎている
危険物を食べている(先のとがった硬いもの、毒性があるものなど)
薬を使っても吐き気が起こらない
食べたものが胃の中やのどの近くにある場合は、内視鏡を使って取り出すことができます。
全身麻酔が必要ですが、お腹を切る手術はしなくて済むのが特徴です。
※内視鏡の有無は病院によって異なります。当院では現在、内視鏡は使用しておりません。
食べたものが腸につまっている
内視鏡で取り出せない大きさ・形をしている(ボールなど)
上記のような場合には、外科手術が必要です。
特に腸につまっている場合は、
腸が傷ついたり壊死(えし:細胞が死んでしまうこと)したりする危険
があるため、緊急手術が必要になります。
全身麻酔後、お腹を切り開いて、胃や腸から直接的に食べたものを取り除きます。

食べたものが胃や腸につまっているコは、1日中吐き気があったり、食欲がなくなったりします。
そうした状態が続くと命に関わることもあるため、早期発見・早期治療がとても大切です!
誤食に気づかず、吐き気止めで様子見してしまった…
といったことにならないためにも、
何か変なものを食べた可能性があるときは、すぐに教えてくださいね。
その他、以下の治療を行うこともあります。
④吸着剤を使う
中毒性のあるものを食べてしまった場合、活性炭などの吸着剤によって中毒症状を抑える薬を処方します。
⑤点滴などで体調を整える
誤食の影響で身体が弱っている場合、点滴や薬によって脱水やショック症状を防ぎます。
もちろん、誤食したものがうんちと一緒に自然に出てくる場合もあります。
一方で、確実に誤食したとわかっているのに自宅で様子を見てしまうと、時間が経つほど動物たちのリスクが高まることも。
まずは、すぐに動物病院を受診し、獣医師と一緒に状況を確認することをおすすめします。
当院でもワンちゃん・ネコちゃんが誤食で来院されるケースが時々あります。
幸いにも
飼い主さんが早く気づいて連れてきてくださることが多い
薬を使った処置で吐き出してくれるコがほとんど
ですが、食べたものによっては手術となったケースもあります。
不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
リベ大どうぶつ病院では、飼い主さんからのお話をていねいに伺い、
できる限り動物たちの負担を軽減する方法で、適切な治療を心がけております。
また
🌀散歩中の拾い食いをやめさせるにはどうしたらいいの?
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といった、しつけに関するご相談もトラブル改善教室にて承っております。
みなさまと動物たちが健やかに楽しく過ごせる毎日であるよう、スタッフ一同、全力でお手伝いいたします!
それではまた、次のコラムでお会いしましょう!
受診前にお問い合わせいただけます。どうぞお気軽にご利用ください。

この先のページでは、写真とともに当院での誤食の治療例を簡単にご紹介します。
治療への理解を深めていただく一助となれば幸いです。
※ご注意
下記のWebページには一部、動物の手術時の写真を表示する画像リンクが含まれています(モザイクあり)。
「症例写真を見る」のリンクを開かない限り表示はされませんが、苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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